お知らせ
布布庵について
「布布」と書いて、「のんの」と読みます
布布(のんの)とは「着物を解いて、その布切れをひとつづつにしたもの」
という意味の江戸の言葉です
着物としての役目を終えた古い生地や小さな端裂たちを
もう一度表舞台で輝かせてやりたい・・・
布布庵の思いです
古布のちりめん細工
江戸時代から手から手へと伝えられてきた
伝承のちりめん細工
古布の持つ力を大切に本物にこだわって
一針一針丁寧に作っております
古布の小物・Tシャツ
絹・木綿・麻・ウール
端裂を使って使って生み出す新しいもの
カジュアルに日常使いをして
楽しんでいただけたら嬉しいです
きものリメイク
思い出のある着物
着なくなった着物を
洋服に
形を変えて自分だけのおしゃれが
楽しめたらと思います
ごあいさつ
「布布庵」にお越しくださいましてありがとうございます。
「布が好き、作ることが好き」で「古布のちりめん細工」のお稽古に通い、呉服屋として最新の着物や帯を扱う一方、趣味で古い布にも触れてきました。
昔の人が何度も洗い張りをし、繕いながら大切に着た着物が、最後には愛らしいお細工物に生まれ変わる魅力、小さな裂をどう組み合わせたらと考える面白さにも惹かれ、お稽古に通いかけて15年が過ぎました。
そして、呉服店としての日々
最近は「着物の引き取りはしていますか?」と問い合わせをいただくことも増え、その度に、寂しく残念な気持ちになります。
安くて簡単便利な時代。何でもネット、レンタル、物を持たない、使い捨て・・・と、何か薄っぺらなものを感じるのは、生まれてきた年代のせいでしょうか・・
「使い捨てでなく、手入れをしながら物を大切に使う事を見直してみたい・・・」
「忙しい時代、便利な時代、ゆったりとした気持ちを持ちたい」
数年前から、徐々にこんな気持ちが高じてきて、京呉服わきの店舗の一部に「布布庵」をオープンすることにしました。
着るという役目を終えた着物や捨てられそうになった着物を、もう一度表舞台に!
人に例えるとしたら、定年を迎えて一線を退いたとしても、まだまだ力は残っているはずでは・・?
形を変えれば?新しいものと組み合わせたら?
違った視点で見たらもう一度輝くことができるかも!
日本の布にこだわり、多くの皆様に親しんでいただける楽しい物作りをしたいと思っています。
「布布庵」時々立ち寄ってほっこりして頂ける場所になれば嬉しいです。
店舗情報
営業日
地図
東京都板橋区大山金井町52-2